
ヘンデル没後250年記念企画
コンサート・オペラ
アリオダンテ
G.F.ヘンデル 全3幕 字幕付原語上演
9月13日(日) 15時開演 東京藝術大学奏楽堂
こちらは新見先生がスコットランド王役でご出演。
本当に素晴らしいご活躍でした♪
お髭もお似合い♪
ここからはちょっと私的な感想になってしまいますが、
このオペラ本当に素敵なんです!
ヘンデルのオペラは初めて聴かせていただきましたが
こんなに素敵だとは♪♪♪
ストーリーはとっても簡単。
結婚を許され愛し合う二人に、自分の欲の為に周りを騙しこの二人を陥れる人物が登場し、悲しみに突き落とされる二人。でも最後はやっぱり真実と愛が勝ちHappy End。
(ホントに超簡単な説明でごめんなさい。ちゃんとしたのが知りたい方は是非多田羅先生か新見先生のお時間のあるときに聞いて見てくださいね)
愛が生まれ
欲が生まれ
疑心が生まれ
絶望があって
悩んで悩んで
そして再び愛と真実を信じる力を持ち。。。
は~人間って。。。
今も昔も時間は1日は24時間で同じはずなのに、
時代は変わり科学も文明も変化しどんどんデジタル化した便利な世の中にいると同じ時間の中にいるはずなのにどんどん時間は凝縮され短縮され、考えるという時間を、感じるという時間をなくしているような気が。。。
アリオダンテはジネヴラの不貞を嘆き、死を望みながらも死に切れず一人で苦しむけれどこの苦しんだ時間があったからこそ、もっと強い愛を信じることができたのでは。
今は聞きたくなくても色んな情報が入ってきたり、ついついデジタルな感覚になりがちで
絶望の後はハイ、リセット。あきらめて次行きましょ、みたいな。。。
そんな事まで思ったりもしたオペラです。
アリオダンテとジネヴラのとても素敵な美しいアリアにもドキドキ♪
なんだか初めて開けた箱の中、開けてみたらとっておきの宝物を発見!
というような気分。
終演後、とても幸せな気分になれたオペラです♪