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2010年3月31日水曜日

3月25日のレッスンは。。。Part1

25日のレッスンは22日に「ドン・ジョバンニ」を終えたばかりの新見先生♪







←マゼット新見先生♪


毎回このブログ書いているのはワタクシ田口なのですが
今回ゴメンナサイ。
ワタクシ、レッスンお休みしてしまいましたので代わりにbass引間さんが担当してくださいました。
ありがとうございます。
Lacrimosaはまだ全くやってませ~んっ!と知ってて全曲やらせた新見先生だそうで(笑)
まずは引間さん第一曲目INTROIUSの内容をまとめてくださいましたのでご報告。
復習しましょう♪

Ⅰ.INTROIUS


母音の色合いが、祈っている様には聞こえない瞬間が時々ある。

練習番号A
最初の歌いだしReの音色をもっと響きのある音でおごそかに。
rを巻いているときからその音程で。
いろいろなところ(いろいろな音程)からReが聞こえてくるのはよくない。
紆余曲折して出てくるのはよくない。
今からどういう母音を出そうか考えて出てきてほしい。(コレよく言われますね)
「とりあえずでる」のではなく、どういう音にしたいか考えて出て下さい。
テノールは、バスが入った音をよく聞いておいて、それに乗っかるつもりで。
バスのReは、ケンカ売っているのではなく、祈ってください。深いReで始まってください。
死者を起こさないように~!(あららっ汗。。。)
Reだけで意識が止まってしまうのではなくqui-emも意識して歌うことを忘れないように。
Reに入って動き出してからのテンポがみんなバラバラになってしまっている。指揮や他のパートが動いているのを、もう少しアンテナ使ってよく感じ取ってください。
8分音符の所で早くなっていってしまわないように。

15小節
etは重要な言葉ではないのでアクセントは置かない。アクセントはlux,perpetuaの太字の所。
スリムに柔らかい音色でetに入ってきて、peに向かう気持ちで。しっかりした音程で入ってくるように。
内声の人の第3音が強いとくどくなる。内声のパートは他のパートにすこしゆだねて下さい。
暖かい光が広がっていくようなイメージでうたってください。
歌えば歌うほどに光が広がっていくように、気持ちを動かして歌ってください。

17小節
Luceatはlu,ce,atと切らないで、同じ音の響きがほしい。Luceとatの間で息を切らない。
16から17小節にかけて
できるだけ切らない。

17小節から18小節
17小節のluceatの音は18小節に向かっている。ぶっきらぼうに18小節のluceatを歌わないように。休符の時間も音楽は続いていて18小節に向かっている。心の底から18小節のluceatを歌ってください。
luは「お」にちかい「う」で。
ceがluより大きくならないように。
isの音程しっかり。第3音はしつこくならないように。
子音を切るタイミング、外切りみんなで合わせる。

練習番号B(26小節)

Exaudi 神様にたいしてうやまいのあるように歌ってください。E響きあるように。喉で「エー」とだす癖つけないように。di ボケないように。
アルト E は、ほとんど「あ」をうたっているような響きがほしい。もっと口の中を開く。E-xau-diハンコ3つ押してるみたいにではなく、一つの言葉に聞こえるように。
(これもよく言われますね。何度も言われている事は特に意識して直していきましょう)

ソプラノ 息をしっかり吸って歌い始めましょう。エグズのズは次の音程「ファ」に行っているように。
28小節
orationem 音程下がらないように。
バスはnem のリズムもっとはっきりつけて。
アルトは、2つの音「♭シ」と「ラ」の繰り返しであるので、繰り返しているうちに音程が変わらないように(下がらないように)。体を意識して、新しく意識しないと、音程が落ちてきてします。
meam 強くなりすぎないように。第3音特に

30小節
ソプラノ ad と te 同じカテゴリーの声にしてください。
o、mnis 下がらないように。ve 奥歯の裏から音を出して(深みのある音に)

練習番号D (34小節)
アルトDona,dona 同じ言葉が2回続く時は、何か表情の変化を自分の中で。doとnaの発語が分離しないように。「どーおーなーあ」とまじめに「あ」を言い直さない。一つの響きのラインで行きましょう。
バス しっかり出る。切り込み隊長!です。

37小節

3拍目 バスが「ソ」、アルトが「ラ」、ソプラノが「♭シ」となっている。この和音のことを考えてほしい。ソプラノとアルトが隣どおしでぶつかっている。気持ち悪い特別な響き。アルトがそのぶつかっているところに飛び込んで行ってみませんか。そうすると、音がぶつかって歪んでいるような感じが良く聞こえるようになります。

38小節

ソプラノとアルト また、ぶつかっているところに注意。
バスがeisのe の音程をしっかり決めてあげて、テノールの歌いだしのdoの音程を与えてあげて下さい。40小節はその逆。だから、歌ってない瞬間も、お互いのパートを歌っているつもりで体を作っておくとその音程に入って行きやすい。一緒に歌っているつもりでお願いします。
ソプラノ 39~43小節 「あ」のように口の中をよく開けて、とにかくいい響きで。

43小節~

遅れないように出る。もっと自発的に出る。

46小節~

pになった時、脱力系の音にならないように。pほど、体の意識を持って。深い響きがあると、すごく切迫した表情、救ってほしい気持ちが聞こえてくるようになる。縦のラインをそろえて。


以上
 
引間