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2009年11月20日金曜日

11月19日のレッスンは。。。

本日のレッスンは新見先生。











本日も本番に応援合唱で参加してくださる桐生市民合唱団の8名の皆さんがレッスンに参加してくださいました。
遠いところをありがとうございます♪♪♪
こうして指揮者レッスン以外にも熱心にレッスン参加していただけることは本当に嬉しい事です♪
皆さんどんどん参加してくださいね♪












では早速レッスン内容を。。。
本日は発声練習の部分も一部書きますね。

Saでスタッカート。
必ず準備をすること。
口の中は縦に。
準備の段階から口の中はちゃんと広げておく事。
顔から前で響きを作らない。(あくび!)
sで支えをしっかり。
上から音を捕まえること。
最後の音まで緩まないこと。同じ響きで。
男声、低い音になった時に口の下の方を下げない。もっと豊かなイメージで。

ハミングで。。。
息のスピードは変えない。
音が下がった時に緩まない。
音が下がる時ほど支えをしっかり。
特に女声、降りる時には息のスピードをより一層上げるつもりで。
最初の一音目の時の準備(息のモーターを必ず動かしておく事。急には入れません)
野球も球を打つ時にはバックスイングが大切なのと一緒です。
eaeaeaeaeで。。。
eの低い音で口の形が横に広くならないこと。口の中は殆どaだと思う。
響きの核を外さない事。
舌だして犬の物まね→丹田と息を吐く場所をつなげる事。
高い音で支えしっかりさせて良い声にしようとせずワンフレーズでひとつのイメージに。
一番高い音で「舟がでるぞ~!!!」にならないこと。
高い音になったときには口の中の天井をより広げるつもりで。

はぁ。。。
発声の段階でもいろいろありましたね。
さて、ではメインの第九のレッスンに。。。

今回は新見先生が第4楽章の最初から、ここはバリトンソロと同じ。ここには第一楽章が。。。などなど解説付でピアノを弾いて下さいました。
レッスンではどうしても練習番号別になってしまうことが殆どですので
初めて歌う方には曲の構造を確認する上でも貴重なピアノでした。

今回もソロの部分は「誰か歌ってくださ~い!!」ということで。。。
が、しかし、なかなか歌いだすことの出来ない男声チームなのでした。
合唱部分だけが私達の歌ではなく、オケもソロも、皆私達の歌です。
ソロの部分のテンションをしっかり引き継いで、しっかり準備して入りましょう。
特にベテランチームは、ソリスト部分歌えるようになると良いですね。

練習番号D 
Alt.縦の響きをもっと意識して。
全体に横の流れをもっと意識する。基本レガート。

練習番号E
Alt.290小節目diminで音を小さくしていく時に音が下がらないように。音を体から放すイメージ。
Ten.291小節目同じ音が続いた時に早くならない。
Bass.289、290小節目の8分音符しっかり。291、292小節は基本レガート。
sop.Jaはもっとカラダを使って入ること。

練習番号G
頭のKüsseの子音が弱い。後から膨らませない。
Bass.お経にならないこと。
お腹をしっかり使うこと。エネルギーを計画的に使う事、最後までゆるめない事。
319小節und der CherubのCheで変化させない(小林先生もよく「世界のナベアツにならない!」と言われてるじゃないですか~~~~っ)
ten. 4拍目の8分音符の音程がいい加減になりがち。318小節目のWurmの音程特に注意。Wurmはuではなくoのつもりで。
Alt.4分音符のときのテンションをもっと上げて。316小節目Wollustはセクシーに(???笑)上がらない。この部分変なクセがついているので再度楽譜を確認しましょうね。
sop.テンションあげて入ること。316小節4拍目のWollustWollust からは言葉よりも音を優先!(ってこれもいつも言われてます。。。)音が下を向かないように、自分の体から放す意識。
316小節目のTod,WollustではTodを言う事で次の言葉遅れない。Wollustを優先。

練習番号H 男声合唱。
もっとノリ良く!
音が下を向いている感じです。もっと遠くを意識して!
Laufetのテンションもっとあげて!お腹から!
休符があるところ、ないところもっと意識して。
424小節からのFreudig,Freudigはワンワードごとに息を止めない。きちんと吐くこと。
wie ein Held zum Siegenはzum Siegenにきちんと向かうこと。最後をもっとしっかり。

練習番号M
sfは体全体を使って息のスピードで行うこと。
跳ねないこと。
Freudeの時の表情、きつそうな顔にならない。Freudeの言葉の意味を意識して。
595小節目からの男声。音をしっかり決めること。不潔にしないこと(大声大会にならないこと)
全体で横のハーモニーを感じること。
619小節目、Brüder! überm Sternenzeltボリュームよりも呼びかける気持ちを意識して。
sop.619小節目のBrüder! 長い音を出す時には静止した感じにならない。常に息が送り出されている感じ。静止している音は他のパートの邪魔をしてしまいます。
631小節目Ihr stürzt nieder sop.はIの母音は口の外で作らない。口の中で作ること。自分の口より先に声を出さない。自分の頭蓋骨をスピーカーにする。
635小節、Ahnestでとまらない。duに繋げる。
AhnestのAはもっと丸く。
639小節からのsop.はppfffsfは計画的に。fでがんばり過ぎない。
651小節から
男声、言葉よりも音。ここも息をちゃんと前に前に流すこと。(ハミングで練習)
Ten.フレーズの途中で表情を変えない。でも常に常に新しい音を意識して。
alt.音を上からとらえること。息を止めない!
sop.スタート乗り遅れない事。準備。もっと細く、でもお腹で支える音。(全てiで練習)wohnenはnenでなくnanで発語。(これもホント良く多田羅先生からも言われてます~~~っ)

ドッペルフーガ
エンジン掛かるのが遅い。今のままだと重すぎ。(特に3つ目の音が重い。この音にこだわらない)
Alt.665小節Millionen Milの後のliの音を予測すること。もっと丸い音色で。
715小節目音しっかり支える事。支えが無いと音が決まらず低くなります。
Ten.662小節目のSeid しっかり音を決める。全員が全部頑張り過ぎないこと。自分の音だけしか考えられなくなるとハーモニーにならなくなります。他の人に頑張ってもらうところも必要です。
sop.まず犬のマネしてから。。。718小節目weltはeでなくaで。
今回も会場を歩き回りながらの練習。体を一時停止させない。動かしている意識をもって。

Presto
Seid umschlungenはサイトウシュルンゲンでやってみましょう。
常にブレスをすった時にお腹をリセットする事。(特にソプラノ)
中途半端にすってしまうと使えなくなってしまいます。



今日もこんな細かい練習日記になってしまいました。。。
今日は音が下向き!と言われた事が多かったかも。
これもやっぱり支えですね。
しっかりカラダ使って準備しましょう。
ではでは、来週も頑張りましょう~!
来週のレッスンは多田羅先生♪
来週は薮塚からカメラータの皆さん(5名)が参加予定です。
気をつけていらして下さいね♪

新見先生お疲れ様でした~♪
新見先生12月27日に東京文化会館で第九だそうです♪
バリトンソリストでご出演です♪♪♪