Powered By Blogger

2009年11月28日土曜日

11月26日のレッスンは。。。

11月最後のレッスンは多田羅先生♪
本日も混声合唱団カメラータの皆さま、そして桐生、伊勢崎の合唱団の方もレッスンに参加して下さいました。
ありがとうございます♪
皆さまホントに今日のレッスンには感動してくださったようで、
帰りがけに「良いわね~。多田羅先生のレッスン凄いわね~」との声を何人もの方から頂きました♪
このレッスン、「本番が近いから特別」というものではないのです。
先生のレッスンはいつもこんな感じ。
時間がある時には一人一人見て下さってそれぞれ指導してくださったり。
ホント、このシーズンだけでなくお時間ある時にはいつだって館林第九合唱団のレッスンにいらしてください。
いつだって館林第九合唱団はwelcomeです♪


では、レッスン♪♪♪
本日も発声から。。。

2人一組になって、歌はない人は歌う人の頬にピタッと手を当ててaからe、eからiに行くときにあごがガクッと縮まらないようにcheck!

aは軟口蓋を持ち上げる。
音を長く伸ばしたときに胸が下がらない様に注意。スカッと持ち上げた状態を保つ。胸郭を広げた状態にする。

このためには腹筋の助けが必要!胸苦しさが起こった時に腹筋を使う。

口の中の天井を持ち上げる時の感覚をcheck!(二人一組で下から口の中を覗きます)
口の中の軟口蓋がクッと持ち上げている状態になっているかcheck!
check pointとして

懸壅垂(けんようすい)=口蓋垂(こうがいすい)がわずかにキュッと上がります。
顔の位置は正面よりもちょっと上。
天井を上げるには口を縦にあけ過ぎない事。

では第九。

練習番号D
母音の意識をもつこと。
フレーズのことを考えて歌うこと。
一番重いのは何処か→2小節目の頭
この意識をもって歌う事。
その音だけが大きくなるということではなく次の小節に向かってクレッシェンドしていくという意識をすること。
iの母音は口の中の空間を縦方向に。

練習番号E
母音がやはり狭いので注意。胸郭しっかり広げる事。
SOP.下降系のスケールで音程が下がりがち。299小節目特に注意。

練習番号G
330小節目Gott しっかりtをいうこと。
321小節のスタッカート
決して音を半分にするのではなく、ほわんほわんほわんほわんという感じにすること。
支えをしっかり!

練習番号H
iの母音、日本語のiにならないように。eのような意識を少し入れること。Siegen , wie特に注意。アプローチはeそれからi。
LaufetのLは上の歯の裏の付け根の所に舌をあてて。


口の中の空間を出来るだけとること
天井を出来るだけ上げる感覚
口の先はあけ過ぎない
胸郭はいつもスカッと


歌っていて胸苦しさを感じた時には胸をつぶしているという事。
胸苦しさのあるところはテキストにチェックをしておく。

胸苦しさのあるところ

腹筋を引き込んで胸郭を広げる

歌っている時に何処でどうなっているかを自分で観察
これにはテキストを早く覚える事
覚えていないうちは自分の体をどうするかまでは絶対に頭には浮かばない


歌いこむ=テキストが自動的に出てくる
譜読み

暗譜

この二つのことが出来て初めて発声技術のことを考えて歌うことが出来る
発声技術のことだけを考えて歌えば良いくらい

先生はブレスのことだけ考えて歌うことがよくあるとか。
呼吸がしっかり出来ていれば良い声で歌うことができる。


とても大切なお話でしたね。思わず全部赤文字にしちゃいました。


練習番号M~N
2小節のクレッシェンド、2小節のデクレッシェンドと4小節単位になっていることを理解すること。
鉛筆で書き込んでおきましょう。
支えもしっかり。最初から張りっぱなしではなく3小節目の頭に向かって。
565小節目からフェイントのアクセントが入ります。570小節目のBrüderのsfを意識する事。
sop.iの母音つぶさない事。
ブレスの位置を確認、統一!Diesen Kuß V der ganzen Welt!
Muß ein lieber(ここでは絶対ブレスはしないこと!)Vater wohnen.
623小節のsfMußはMを二つ言うこと。Mußは短母音ein lieberからレガートに。
631小節Ihr stürzt niederのderは荘厳な感じで。緊張をぬかない事。
634小節Millionenのonenもほわんほわん。
sop. Sternenzeltで音程下がらないように。 zeltはzaでアプローチでe一瞬のうちにやるとeの母音がつぶれない。
ブレスの位置の確認643小節からのÜber Sternen muß er wohnen
Über Sternen V muß er wohnen
もしくは
Über Sternen muß er wohnen
どちらかでそれぞれで。
pほど支えをしっかりする事。f以上に支えは必要。
SOP.653小節のwohnenのwohで音程がさがる。縦方向に意識する。下がるのであればwaで。
お腹を内側から外側にグッと押す感覚でしっかり支えをいれる。

ドッペルフーガ
何があってもまずは支えをしっかりさせる事!
Alt.最初のSeid 胸郭をスカッとさせること。
Sop.Freude Frを前もって出す事。下降の際の支えをしっかり。

練習番号R
Bass.叱咤激励をするイメージを持つ。
Sop. 下降系の音程注意。iの母音をつぶさない事。縦方向に伸びて行くこと。712、713小節のところ。縦方向に四角のマークを記入しておく事。
Diesen Kuß der ganzen Welt!のweltはwaで。

練習番号S
Sop.歌いだしのpしっかり支えをすること。
binden wiederのi注意。
binden wieで同じあごの状態で歌わないこと。口がもっと開く。
denで変わっていかないとwieにいけない。
werden Brüderのところwerdenで切れ目を入れないこと、切れずにBrüderに向かうこと。
Sop. 811小節Wo dein sanfter Flügel weilt.口縦方向!支えしっかり。
820小節のbinden wieder denはaをいれる。これを入れるとwiederももっとスムーズに
streng geteiltのところもaをいれる。


今回は
支え!
下降系の音程!
iの母音は縦方向!
この3つ特に忘れずに!!!
(って言ってる私が忘れちゃいけないっ!!!)


来週はいよいよ工藤先生のマエストロ稽古!!!
ガンバリマショ~っ!!!