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2012年1月18日水曜日

ここに泉あり

毎年12月の第九演奏会で素晴らしい演奏をして下さっている「群馬交響楽団」
1945年11月、アマチュアの市民フィルハーモニーとして誕生。
当時、楽器を自らの手で運びバスや電車に揺られ群馬の小中学校や、
深山の鉱山、ハンセン病療養所などをまわり、演奏活動を続けた実際の発足当時の群響エピソードをもとに作られた映画『ここに泉あり』

以前からこの群響のエピソードは知っていたし、映画になっているのも知っていましたが
今回初めてDVDでこの映画を観ることが出来ました。

一言で言うならば。。。


観て下さい!

絶対観て!

学校の講堂で演奏するも、殆どの人が聴いていない中、演奏に聴き入るまっすぐな瞳の少年。
演奏を聴いて感動した少女が道端の花を摘んでピアニストに渡すシーン。
ハンセン病の治療病棟での演奏会では未来を失った人たちからの一生懸命の拍手。
思わず涙がこぼれます。
皆が一生懸命。なのになかなか先が見えない。それでも先にあるものを信じて進んでいく団員達。
1955年3月に封切られた作品ですが、感動が沢山。
本当に素晴らしい映画です。

是非ご覧になって下さいね♪

現在市販されているDVDはちょっとカットされているみたい。
ワタクシが観たのは群テレ40周年記念で放送されたノーカット版。
この映画の最後のシーンは第九の演奏シーン♪
なんと指揮は山田耕筰!ご本人!
この映画、実はかなりゴージャスな出演者陣なのです。
最初のクレジットに“二期会”の文字もありました。

このDVDはワタクシのお宝DVDコレクションの1枚となりました♪


ホントに、皆も観てね♪
作品紹介はこちらから→ここに泉あり
こちらもどうぞ♪→高崎市のHPより


taguchi