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2009年12月3日木曜日

12月3日 第1回マエストロ稽古

本日は工藤先生のレッスン!

雨の中、沢山の応援合唱の皆さんにも参加していただきました。
ありがとうございます♪
では早速復習。。。

まず全体に。。。
テンポ注意!早くなりがちです。
原因は母音をきちんと歌えていないから。
西洋の音楽は母音を歌うことにある。
この母音がないので音がどんどん短くなってしまう。
その為どんどんつまっていってしまって早くなってしまう。
これを直してゆくには
母音をきちんと歌う事。
子音の後についている母音を丁寧に丁寧に歌う事。


237小節 Allegro assaiから
男声のFreude 歌う前に音(ラの音)をきちんとイメージする事。正確な音を。
deのタイミング、流れないように。

練習番号D
Zauberのaの後のuがない。深いuをきちんと入れる。
メロディーの主役はアルト、アルトしっかり。
小節最後の母音が歌いきれていない。Zauber、wiederなど。
結果、ドミノ倒しのようになってしまう。
ドミノ=小節は倒してはいけない。間隔を意識してきちんと立てる。
Woはボーではなくカタカナで書くならばヴォー。もっと深いWとoの意識を。
weiltのltもう少し激しく発音。
タイミング早すぎないように。比較的長く。小節いっぱいで次の小節にかかる位の時にlt。
260小節のAlleはシンコペーションなのでクッキリ入ること。

練習番号E
Ja ねちっこく、鋭く。
Ja、子音はok 。aをもっと魅力的な母音で長く響かせる。すぐに消えない事。
ja からwerに続くつもりでメロディーを作る。wer wの引っかかりが浅い。wをもっと意識して発音。
288小節目のUnd シンコペーションを意識して。アクセント気味に。
ここは4/4拍子ですが2拍目4拍目が軽すぎるので早くなる。2拍目4拍目をもっとしっかり。母音をきちんと歌う ことで、もっときちんと聴こえるはず。
sfもっと言葉をとばす。
Weinend sich sichのiとchしっかり出す。ハーモニーをしっかり作る。
290小節目からのWeinend sich aus diesem Bund!
Sop.ピアノの鍵盤を押すように一つ一つ音程をしっかりつける。(Ten.も一緒)
aus低くならない。diesem m(mu)はくちびるを閉じる。
Alt. diesem Bund mからbは分離させない。あえてちょっとさぼる。そのかわりBundのuはしっかり。
Bass.降りた音(diesem Bund)一つ一つ響かせる。Bundは破裂させない。2拍分しっかりのばす。
全体にもっとこまかい歌い方に支えがない。
カラダをしぼめる様なpではなく発声練習のようなフォームで叫ばずにハーモニーをつくる。

来週はこのフォームが出来ているところからスタートできるように!!!

練習番号G
この部分は変奏曲。
8分音符連続するところはもっと丁寧に。遅れずに。
裏の音(2コ目4コ目など)きちっと音程つけて。
Sop.Küsse クではなくキュよりもイを混ぜて。口は縦。最低限キュで歌う。
一つ一つの音を全部とりながら歌う。
und der Cherub Cherubのcheはsfしっかりアクセントつける。
Ten.316小節目Wollust ward dem Wurm gegeben,音再度確認!
Alt.Bass.共に8分音符と4分音符のクオリティーを同じにする。Alt.4分音符のときスカスカな骨粗鬆症な感じ。きちんと湿り気のある音を。
321小節からの2分音符のund der Cherub steht vor Gott.は晴れがましく!晴れ晴れと世界中に響くイメージで。
derのerは巻きます(本日のレッスン時ごちゃごちゃいしていたのでこれは巻く方で統一)
Cherubのuをしっかり。puは高いところで発音できるように。
steht語尾のtしっかり。伸ばしている音は何の子音で入り何の子音で終わるかしっかり言わないと立派に聞こえない。
vor Gottのvorも巻きます。vorはGottに向かって。女性も最後のtしっかり!

練習番号I 男声合唱
Laufet, uで音程つけて休符。
Freudig, iの母音があって(音程がある事をしっかり意識して)hiをしっかりつける。捨てないこと。

練習番号M
女声は息の流れのスピードを意識。
全員急ぎすぎない。
6/8拍子もっとしなやかに急がずに、今の状態は点で刻んでいる感じ。もっと丸みがある円運動のイメージ。
音が下りだすと急ぐ傾向に。下りる時も本当は下りたくないという意識で支えをしっかりいれて。
binden(破裂) wieder(摩擦)の区別をしっかり。
やはり早くなりがち、Was die Mode のWasもaをしっかり。

595小節から
男声、落ち着いて歌うこと。音を伸ばしているときに興奮しすぎた感じにならないこと。
Seid  タイミング合わせる。idは次の音符の直前に。
umschlungen, のschlungen Millionenのlionen べったりつなぐのでもなく短く刻むのでもなく、ちょっとだけ隙間をあける。伸ばして次の発音の直前にちょっと隙間をあける。
ganzen Welt! 123の終わりでlt タイミング合わせる。
女声 準備不足!
umschlungen, のgenは鼻濁音
Diesen Kuß der ganzen Welt! Sop.早くならないことganzenのタイミングを全パート合わせる。
Brüder, über'm Sternenzelt 男声5%の余裕を。叫び過ぎない。
Alt.首ふってカウントしない!頭の中でカウント!
全員早すぎ!
冷静になって耳を開いて聴く事!
630小節 IhrIhr stürzt nieder, Millionen?
Sop.Ihr 低い→もっと準備を早く、余裕を持って。
Ihr rで響きを止めない。rも音程はある。喉を絞めない。i~3拍目でihr。
stürzt üをしっかり歌う。
クレッシェンド、ディクレッシェンドは急激にはつけないのでやわらかく膨らんでやわらかく納まるように。
millionenはoよりnenを強く。
nieder のerは開く。(巻かない)
638小節 Welt しっかり合わせる 指揮を見ること!!!
Such' 男声早い 女声はchしっかり。
Über Sternen muß er wohnen 準備をしっかり、Sop.温度の高い湿り気のある音を。男声、音確認。Alt.音下がらないように!
wohnenのタイミングを合わせる。指揮を見る!

ドッペルフーガ
6拍子を感じること。3,6をしっかり作る。
3つの要素
A.Seid umschlungen, Millionen!Diesen Kuß der ganzen Welt!
B.Freude, schöner Götterfunken,Tochter aus Elysium Wir betreten feuertrunken.
Himmlische, dein Heiligtum!
C.Freude!Freude!
この3つの役割をこれから自分がどの役割を歌うか、理解する事。

練習番号R
正確に!
738小節から Alt.クレッシェンド早めにかける。歌いだしたらすぐにクレッシェンド。急がない!休符をしっかり使う!
745小節のBrüder!で遅くします。しっかり指揮を見ること!
Muß ein lieber Vater wohnen!
ein のクレッシェンド、ディクレッシェンドじっくりと。気持ちをもう一度入れ込むこと。Alt.上擦らないこと。
wohnen ゆっくりで切るタイミングの時、切るタイミングが指揮より早い!味をつけてきること。

練習番号S
2回目binden wiederがありますが2回目を積極的によりクレッシェンド。
Was die Mode streng geteilt  → aioeの母音をしっかり。
806小節からゆっくりになった時に音がお辞儀しないように。語尾の音程下がらないように注意。
楽に。
pのDeine Zauber 子音を立てすぎない。喋らないで、歌うこと。
音程をしっかり狙うこと。
832小節Alle Menschen は軽くとること。ソロの邪魔をしない。

以上が工藤先生からの指示。
(今回はあえて細かく書いてあります。読みにくくてごめんなさい)


以下小林先生から。。。
あと3週間、毎日練習することは下記の通り。

全部aで歌うこと!音程しっかり確認。適当なところをなくす。
これが出来たら全部母音で。言葉よりも音で覚える。

wの発音の確認。
下唇を上の歯が接するくらいにする。(下唇をいかりやバージョンにする)

お腹から息を送り出す。
早いタイミングから始めてwの子音を長めにだす。
wが短すぎるとb(破裂)になってしまう。wは摩擦。
wは音程をつける。
お腹をつかうこと。絶対にずりあげない。


Deine Zauber binden wieder,
Was die Mode streng geteilt
でしっかり確認。
男声は激しすぎる。子音を鳴らすのは強くではなく長く。短いと聞こえない。
もっと粘っこく!かつぜ
首を振らない→振ると音が切れる→音が短くなる→早くなる→事故る→返金~!!!

練習番号M
1、3、4、6を手を叩きながら歌う練習。(カラダは動かさない!)
合わない人は歌わずにまずはCDにあわせて手を叩く練習をすること。

ドッペルフーガ
第一主題を3,6拍目にアクセントをつけて読む。
3,6拍目で手を叩きながら歌う。これが出来ると走らなくなる。

Sop.音程!下がる!!!
子音を作る時に口の中をを閉じてしまうから!
uの母音は全て下がる!
603小節から特にやばいです!
603から全部aで歌って練習。
3拍目で再度あげること!
母音でも!
aiooe iioeで。
iは喉を絞めない!鼻腔をつかう!
seidは口の中がぺちゃんこの状態であごを下げて始まってしまうから音程が下がる。
aを作る口の中は卵を縦にいれたまま歯を閉じる、これでz。
五線を超えたら子音を言わない法則!を使う
とにかく口の中をぺちゃんこにしないこと!!!
uはoに!
Millionenは上からとる!(以前目から空気を出す感じ!とよく言われたのを思い出しましょう!!!)
カラダをしっかり使わないと下がります!!!


以上です。
今回準備のこともだいぶ言われたので先週の多田羅先生のレッスンからもちょっと抜粋しておきます。


口の中の空間を出来るだけとること
天井を出来るだけ上げる感覚
口の先はあけ過ぎない
胸郭はいつもスカッと  


来週はこの状態で歌う準備ができますように!

歌っていて胸苦しさを感じた時には胸をつぶしているという事。
胸苦しさのあるところはテキストにチェックをしておく。

胸苦しさのあるところ

腹筋を引き込んで胸郭を広げる
歌っている時に何処でどうなっているかを自分で観察
これにはテキストを早く覚える事
覚えていないうちは自分の体をどうするかまでは絶対に頭には浮かばない


歌いこむ=テキストが自動的に出てくる
譜読み

暗譜

この二つのことが出来て初めて発声技術のことを考えて歌うことが出来る
発声技術のことだけを考えて歌えば良いくらい

先生はブレスのことだけ考えて歌うことがよくあるとか。
呼吸がしっかり出来ていれば良い声で歌うことができる。



あまりにも沢山課題がありますが頑張ってひとつずつ解決して行きましょう!!!


次回10日のレッスンの会場
館林市文化会館 大ホールとなります。
間違えないようにいらして下さいね。

では、第2回マエストロ稽古も頑張りましょう!!!